▶︎ ヘラヘラしている
▶︎ 険しい顔でいる
R塾代表の宮本智です。
勉強している時の自分の顔など考えたこともないと思います。
どんな顔しているかぜひ友人に聞いてみてください。
この時、眉間にシワが寄っている生徒より、無表情かと思いきや、突然笑う生徒がいます。
側から見るとかなり不気味ですが、この生徒は伸びます。
これは間違いありません。
それは楽しんでいるからです。
勉強が実は楽しいものだとわかっているからです。
正解だから笑って、不正解だと悲しんでいるのではありません。
それではまだまだです。
正解だと無表情で、不正解だとしばらくしてから笑い始めます。
正解のために何を使えば良かったか、どう考えたら良かったかがわかるからです。
これまでの自分の思考やアプローチ法を変える瞬間が来て、これを歓迎しています。
好きなジャンルの勉強と同じ楽しみを受験勉強でも感じているのです。
受験勉強は他人との比較からは逃れられないのでどうしてもしんどいです。
でもそうやって、笑ってやることで楽しくなります。
かなりの量がある記憶ものや、何回やっても間違える問題も楽しめます。
ただ、これはヘラヘラするのとは違います。
人間は考え事をしている時は無表情になります。
「気合いだ」「根性だ」と無理に受験勉強をつらくしても効率が悪いのです。
なぜか気合と根性の代名詞であるハチマキを巻きたがる人(巻かせたがる前時代的な塾予備校が平成どころか令和になってもありますが)は特に注意です。
ハチマキは儀式的な意味合いが出てしまい、有害です。
実際に巻く自宅でしか気合が入らなくなるし、本番でも必要になるからです。
また、気合や根性を強調するということは、無理しているということであり、習慣には至っていないということです。
人間が集中している時は楽しい時です。
脳がそう設定されています。
やっているものは辛くてもその先の状況を考えると実は楽しいのです。
本当に辛いのなら、一部の天才(変態かもしれません)以外は長時間・長期間は続けられません。
笑いながらやっている方が集中力が出る。
成果を出す人は常にその努力を楽しんでいる人です。
脳も楽しんでいる方が何倍も吸収します。
苦行だと考える人は、勉強時間終了後はもう参考書など見たくもないかもしれません。
休憩と称してゲームなどする人はまだ楽しんでいません。
楽しみ始めたら、寝る直前、起きてすぐまた勉強したくなります。
そうなって初めて、英語の疲れを世界史や数学で取り、それらの休憩として国語や化学などをやれます。
目が疲れたら目を閉じるか遠くを見て、何をやったか思い出す想起訓練を行いたくなります。
これでエンドレス勉強状態にできるわけです。
「好きこそ物の上手なれ」は本当です。
単なる暗記や、計算が面白くなくても、「面白い」と言ってみてください。
人間というものはいい加減で、楽しいから笑うのではなく、笑っていると楽しくなるのです。
▶︎ 哲学者のような無表情かと思いきや、何か微笑んでいる
48時間以内に実行
勉強中に微笑んでみる