▶︎ 何も予定を組まずに学習を進める
▶︎「一日〇〇時間」と時間重視で学習する
R塾代表の宮本智です。
「1日何時間勉強すればいいですか?」
「休日は1日15時間勉強しろと言われました。」
1日の勉強時間はどれくらいやればいいか、誰もが気になると思います。
それにアドバイスする方も大抵適当で、根性論から多めに言えば良いだろうという酷いものばかりです。
大切なのは、時間ではなく中身です。
時間は勉強するために費やせる資産であって、どう使うかが大切なのです。
ということは、何をやらないでおくか、どの方法を取らないでいるかが勝負を決めます。
休憩中のゲームなど、いかに10分以内にやるかが大切なのは言うまでもありませんが、勉強も途中でやめるのが大切です。
要は、自分でコントロールする、コントロールしようとすることが大切なのです。
このブログで伝えているのはほとんどそれです。
環境や教師の影響だけでなく、眠気や気分など自分自身からのコントロールも伝えてきました。
例えば長文を解き、その解説を読んだり聴いたりするのはその日のうちに全てやるべきですが、
何時に終わるか決めて、それをコントロールしないとその後の全てが遅れてしまいます。
睡眠時間さえも削ってしまいます。
真面目にやるのと効果的であることは全く別の話です。
「勉強してるなら良いじゃないか」と考えるかもしれませんが、勉強したくてしてるのではなく、合格するために勉強しているのです。勉強が目的ではありません。
また、終える時間をコントロールできない人は試験中も同じ様に諦めることができません。
試験は満点を取ることはなく合格点を取るのが目標です。
満点を目指す弊害の一つである、わからない部分をズルズル考える癖が付いてしまうのは良くありません。
日々の学習では、勉強する事自体を目的にしない、試験や過去問などの演習時には満点を取ることを目標にしない。
これらが大学入試で合格するのに大切なことです。
考え抜くことは必要ですが、知識として頭に入ってないものはどんなに時間をかけても出てきませんし、考える方向を間違えたまま考え続けるとその誤った考えが定着してしまいます。
大学受験の問題のほとんどには正解は一つしかありません。
考え抜かねばならないもの(小論文や過去問研究など)は、だらだらやらず、そのことさえも to do に入れておくか、「予備日」に入れれば良いのです。
もう一度言います。時間は資産です。それを使って何をするかが大切なのです。
学校や予備校など生徒を管理する側は何時間やったかでしか勉強しているか(勉強させることができているか)把握できません。
勉強をやるかやらないかという低い基準でこのブログを読んでいる人はいないでしょう。
やるのは当然として、合格のためにどこを重視してやるかが大切なのです。
▶︎ To do 重視で予定を組む
48時間以内に実行
可処分時間で To do をこなす様に予定を組み見直す