▶︎ 自分が楽できれば良い
▶︎ 受験生だからある程度仕方がないと考える
R塾代表の宮本智です。
受験勉強そのものと品性は関係がないように思えるでしょうが、
精神的な影響は確実にあります。
上品になれということではありません、
下品なことや言動は極力抑えるということです。
品のない言葉や行動はかっこ悪いのです。
間違った解釈でかっこ良いと感じていると、周りにそういう人ばかりを集める人格が出来上がります。
授業中に内職する、体育祭をサボる、合唱大会の練習に単語集を持ち込むなどが品のない行為です。
高校生活は受験だけではないことを忘れてはいけません。
その辺を考えもしないで、小さなことでの勝ち負けや損得を強調するような大人になってはいけないのです。
例えば以下の行動は品がありません。
・車が来ていなかったとしても、子供が見てる前で横断歩道の信号を無視する。
→自分の行動の影響を過小評価している。
・どんな場所でも大勢で盛り上がる方を優先してしまっている
→第3者の存在や立場を考えられない。
・電車で座席を必要な人に譲ろうとしない。
→これは断られるリスクを考えると、譲ろうと思っても動けないのはわかります。そこで、話の筋がズレますが良い方法を教えます。不自然でない距離にお年寄りや妊婦の方が来たら、立ち上がり、その人に向かって「よければどうぞ」と一言声をかけます。「座りますか?」ではありません。「よければどうぞ」としか言わないことで相手方に選択肢を与えられます。すぐ次の駅で降りるのであえて座らないなど、相手側の察することができない事情もこれで問題がなくなります。加えて、自分は余裕があればその時に、なければ次の駅で電車を一旦降り、別のドアから再び乗車するのです。これでその場にいて妙な空気感を感じることもなくスムーズに座席を譲れます。相手にとってもただ下車したように見えるだけなので気が楽でしょう。大変スマートなのでぜひ試してみてください。
言葉にも気を使いたいところです。
品のない言葉は自分と周りの人間に影響を与えます。
調子の悪い時や試験本番で自分を攻撃する言葉を選んでしまうと非常にマイナスです。
本番に弱い人はこのタイプが多いように思えます。
一人になった時の自分が、受験で試験会場にいる時の自分です。
普段自己暗示を行なっていない人は、自己暗示にかかるのが下手なので、当日だけ自分を鼓舞する言葉を何か唱えても意味がありません。脳が嘘くさいと判断するからです。
自分と向き合うのはツラいことですが、受験勉強の段階でしっかり自分と向き合ってメンタル調整ができるプラスの言葉を選んで使いましょう。
それを人にも向けて使えば良いのです。
足が速いやつ、絵が上手いやつ、学校祭で張り切るやつは、魅力があります。
そういう生徒以外も、先生方、地域社会の方々までも尊重する姿勢でいることです。
尊敬ではありません。尊重です。
そうすれば君も尊重され、プラスの言葉を聞くことも増えるでしょう。
そうすると自分を責める言葉も使わなくなり、本番でも平常心を保ちやすくなります。
何かを発言する時や、行動する時に品がないのではないか考えるのを習慣にしよう。
その行動で自分が得しそうな時は特に。
合格できる奴は常に元気です。
精神的なエネルギーが満たされていなければ、身体が好調でも動けません。
多少嫌なことがあっても吹っ飛んで勉強に集中できるのです。
▶︎「そういうことを自分はしない」と言える
48時間以内に実行
やるべきでないことをリスト化し、共有する