代名詞を「それ・彼ら・それら」で済ませてはいけません。
内容が頭に残りにくい原因の一つになっています。
代名詞は前の一部分と同じだから使われているわけです。
「それ」や「それら」で上手くいくほど内容を把握したり時間があれば良いのですが、確信を持って進むにはその代名詞が指す内容を特定しながら進むのが大切です。
まず重要なのは、
英語はカタチに出す事を重視するので、「なんとなく文脈」「行間を読む」では決まらないのが基本姿勢にするという事です。
筆者は長文の内容を伝えたいから長く書いているわけで、本当は代名詞を使わずに伝えたいのですが、そうすると文章として質が低くなってしまうのです。
そして読み手に期待できるのは空気を読んだ文章内容の把握ではなく、文法知識なのです。
つまり我々は代名詞を特定するときは文法知識、より正確には、代名詞の特定法を知っていてそれを当てはめるのです。
その基本姿勢とは、
「Sが代名詞なら、指す内容は前の文のS」
「Oが代名詞なら、指す内容は前の文のO」
です。
これにおなじみの「単数・複数」を組み合わせて、まずLv.1として設定してください。
Lv.2は前の文ではなかったりします。
いわゆる空気を読む感じに近いのはLv.3ですが、
これもまた過去問でまずはどこまで必要か知るべきです。