時制3「一瞬の進行形」

R塾代表の宮本智です。

 

さあ、進行形です。

be動詞+Vingなのは大丈夫ですね。

ここで準動詞のVingを振り返ります。

まだ見てない人はそちらの回も確認してください。

Vingの特徴はぐるぐる回って、先に進んでいない感じでしたね。

つまり目の前ではっきり動くのが見える感じです。

それがbe動詞によってSがその動作をしていることになるのです。

これが基本時制である過去、現在、未来と組み合わされ、いつぐるぐるやっているかで形を作ります。

ぐるぐるしてる感覚を言葉にして分けるとこうなりますが、まずは感覚をつかんでください。

 

例えば現在のぐるぐるなら、している最中、変化する最中、今しようとしている最中です。

例文だと、聞いているところ、食べ物がなくて死に向かってるぐるぐる回る

死にかけているところ、到着しようとしているところとなります。

最後のは現在形で未来を表す表現として重要ですが、この段階では気にしなくていいです。

過去だと、過去の1時点でぐるぐるしています。

あの時音楽を聴いている最中だった、死にかけている最中だった、しようとしている最中だったです。わかりますね。

未来も同じようなものです。こうなります。

 

 

 

では問題です。

まず動詞はこれ。この段階で、基本時制は「過去」だとわかります。

①は現在完了進行形、②は現在完了、

③は過去単純形の受け身、④は過去進行形です。

基本時制が「現在」なのは問題外でバツにします。

 

さて、どちらかですが、受け身でも答えは出せますが、今覚えるべきなのは一瞬を示す表現があるから答えは④だということです。

このように、ただ単に進行形は「~している」だと記憶して訳して決めるのは中学生までで、

高校生は英語の感覚でまず Ving を理解し、「基本時制」や「一瞬を示す表現」などを利用できる理屈を使い回すのです。

時制問題は簡単です。

 

後は数をこなしましょう。

 

 

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