R塾代表の宮本智です。
さあ、進行形です。
be動詞+Vingなのは大丈夫ですね。
ここで準動詞のVingを振り返ります。
まだ見てない人はそちらの回も確認してください。
Vingの特徴はぐるぐる回って、先に進んでいない感じでしたね。
つまり目の前ではっきり動くのが見える感じです。
それがbe動詞によってSがその動作をしていることになるのです。
これが基本時制である過去、現在、未来と組み合わされ、いつぐるぐるやっているかで形を作ります。
ぐるぐるしてる感覚を言葉にして分けるとこうなりますが、まずは感覚をつかんでください。
例えば現在のぐるぐるなら、している最中、変化する最中、今しようとしている最中です。
例文だと、聞いているところ、食べ物がなくて死に向かってるぐるぐる回る
死にかけているところ、到着しようとしているところとなります。
最後のは現在形で未来を表す表現として重要ですが、この段階では気にしなくていいです。
過去だと、過去の1時点でぐるぐるしています。
あの時音楽を聴いている最中だった、死にかけている最中だった、しようとしている最中だったです。わかりますね。
未来も同じようなものです。こうなります。
では問題です。
まず動詞はこれ。この段階で、基本時制は「過去」だとわかります。
①は現在完了進行形、②は現在完了、
③は過去単純形の受け身、④は過去進行形です。
基本時制が「現在」なのは問題外でバツにします。
さて、どちらかですが、受け身でも答えは出せますが、今覚えるべきなのは一瞬を示す表現があるから答えは④だということです。
このように、ただ単に進行形は「~している」だと記憶して訳して決めるのは中学生までで、
高校生は英語の感覚でまず Ving を理解し、「基本時制」や「一瞬を示す表現」などを利用できる理屈を使い回すのです。
時制問題は簡単です。
後は数をこなしましょう。